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About us

  ヨーロッパ、日本を中心に、現代音楽シーンに於いて幅広く活動する3人が集結したトリオ・ココラヤ。2014年度にグループ結成、パリに於いてジャチント・チェルシ作品を中心に人種・言語を超え人の心の深層にある共通の感情、原風景の表現を目指したプロジェクト「Au-deldu langage -コトバノムコウ」を発表。



  太田真紀(おおた・まき)ソプラノ

同志社女子大学学芸学部声楽専攻卒業。大阪音楽大学大学院歌曲研究室修了。

東京混声合唱団のソプラノ団員として委嘱作品やルチアーノ・ベリオ「シンフォニア」、ジョルジュ・リゲティ「ルクス・エテルナ」などへ出演した後、文化庁新進芸術家海外研修制度にてローマに滞在、ジャチント・シェルシの作品をコラボレイターである平山美智子氏のもとで研究した。演奏はドイツWDR、イタリアCEMAT、NHK-FMなどで放送されている。これまでに、三ツ橋敬子指揮いずみシンフォニエッタ大阪定期演奏会にて西村朗「室内交響曲第5番〈リンカネイション(転生)〉」を初演したほか、イザベラ・シェルシ財団にてシェルシ作品の初演、ケルン大学にてリサイタル、シェルシ・フェスティバル(バーゼル)、ヌオヴァ・コンソナンツァ・フォンダメンタ・フェスティバル(ローマ)、メディチ芸術祭(ローマ)、ケルン・ローマ・パリ日本文化会館、武生国際音楽祭、東京オペラシティリサイタルシリーズ"B→C"、サントリー芸術財団サマーフェスティバル、ニュイ・ブランシュ京都などへ出演。国内とヨーロッパにおいて活発な演奏活動を行っている。

  森あゆみ(もり・あゆみ)クラリネット

鹿児島市生まれ。鹿児島県立松陽高校音楽コース、東京学芸大学芸術課程音楽科卒業、1996年ヤマハ主催新人演奏会に出演。翌年渡仏、ルエイユ・マルメゾン、ラ・クルヌーブ=オベルヴィリエ両国立地方音楽院にて学び、クラリネット、室内楽で一等賞を得る。これまでにクラリネットを中嶋暢宏、須藤清子、フローラン・エオ、ミシェル・アリニョン、アラン・ダミアン、アラン・ビヤールの各氏に師事。

在学中より特に現代音楽の分野に興味を抱き、2004年より「アンサンブル・ケルン」のクラリネット奏者としてパリを拠点に活動。ジャズ、古楽、クラシック、即興等の音楽、そして芸術のあらゆるジャンルを超え、様々な分野と現代音楽との融合を試みる創作活動に多数参加。ダルムシュタット国際音楽祭(ドイツ)、Ars musica(ベルギー)、Why note(ディジョン、フランス)、Voixnouvelles(ロワイヨモン財団、フランス)Musica(ストラスブール、フランス)、Tage fr Neue Musik(チューリッヒ、スイス)Archipel(ジュネーブ、スイス)等の現代音楽フェスティバルをはじめ、イギリス、イタリア、オーストリア、フィンランド等ヨーロッパ各地で演奏活動にあたる。これまでにトリスタン・ミュライ、ジェラール・ペッソン、ティエリー・ブロンドー、フリップ・ルルー、ジェローム・コンビエ、フランク・ベドロシアン、ラファエル・センド、フランチェスコ・フィリデイ、ヨハネス・シェルホルン、馬場法子等、数々の作曲家との初演、再演に取り組む。現在、演奏活動の傍らモントルイユ音楽院にて教鞭をとる。これまで収録に参加したCDに、ジェローム・コンビエ「Vies silencieuses」( 2007年、Aeon / AECD 0754 )、ティエリー・ブロンドー「Lieu &Non-Lieux」( 2009年、Aeon / AECD 0984 )、ラファエル・センド「Furia」( 2012年、Aeon / AECD 1224)等がある。

  棚田文紀(たなだ・ふみのり)ピアニスト・作曲家

岡山市生。河田文忠に作曲の手ほどきを受ける。その後東京芸術大学音楽学部作曲科において、北村昭、南弘明、八村義夫の各氏に作曲、アンリエット・ピュイグ・ロジェ女史に伴奏法を学ぶ。1984 年、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院入学。作曲、管弦楽法、ピアノ伴奏科の全科でプルミエ・プリ(一等賞)を得て卒業。その間クロード・バリーフ、ポール・メファーノ、ジャン・ケルネール、ソランジュ・キャパランの各氏に師事。その後フランスを中心に作曲家、ピアニストとして活動している。

現代音楽演奏団体、アンサブル・イテイネレールのピアニストとして数多くの現代作品の初演、録音にたずさわる他、作曲家としてエマニュエル・パユ、ピエール・イヴ・アルトー、クロード・ドラングル、ダヴィッド・グリマル、パブロ・マルケース、ハバネラ・サクソフォーン・クアルテット、イテイネレール、2E2M 等の演奏家、団体の為に作品を書いている。作品はEditions Henry Lemoine、Grard Billaudot などから出版されている。

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